
「アイビーガードって、本当に効くのか」
この製品を調べている方が、最も知りたい点だと思います。

この2つをお伝えします。
できないことも正直に書きます。
この記事でお伝えすること
・なぜ塗るだけでツルが避けるのか
・実際にどれくらい効果が続いているのか
・どの植物に効いて、どれが難しいのか
・この製品にできないこと
4年目に入っても効果が継続している事例があります。
アイビーガードとカラマンコートは同じ製品です
正式な製品名は「アイビーガード カラマンコート」です。
ヨツギ株式会社が製造し、大成物産が販売しています。
検索する方によって、どちらの名称で調べるかが分かれますが、同じ製品を指しています。
なぜ、塗るだけで効くのか

ツル植物は、茎の先端や巻きひげで接触した面の性質を感知しながら、成長方向を決めています。
掴めると判断した場所に巻きつき、掴めないと判断した面からは離れていきます。
アイビーガードの忌避成分を塗った面に触れると、「この面には絡まれない」という反応が起こります。
植物を枯らす農薬とは、根本的に異なるアプローチです。
枯らすのでも、物理的に遮断するのでもありません。
植物の本能的な忌避反応を利用する、という考え方です。

植物が自然に避けていく、という発想の製品です。
4年目に入っても、効果が継続しています

カタログ上の効果持続の目安は、約3年です。
ただ、購入を検討される方が知りたいのは、実際にどうなのかという点だと思います。
2024年4月時点で、施工から4年目においても効果が継続していることが確認されています。
記録は現在も更新中です。
ただし、これはひとつの事例です。すべての環境で同じ結果になるわけではありません。
日当たり、雨の当たり方、周辺の植生、塗布面の状態。
これらによって、塗膜の劣化速度は変わります。
約3年を目安に状態を確認し、劣化した箇所だけ補修塗りする運用が現実的です。
鉄道・公共インフラでの採用実績があります
鉄道会社や公共インフラの管理機関など、管理水準の高い現場で採用されています。
詳細な施設名については、お伝えすることが難しい状況です。
ご了承いただけますと幸いです。
長距離のフェンスや、点検性が求められる設備で使われている製品です。
何に対して、どう効くのか
期待できる効果
・ツル植物の固着と巻きつきの抑制
・フェンスへの絡まりを防ぎ、倒壊リスクを軽減
・外壁への吸盤固着を防ぎ、壁面へのダメージを抑制
・施工後、約3年間(目安)の継続的な忌避効果
対応している植物
ヘデラ(アイビー)、ナツヅタ、クズ、カナムグラ、テイカカズラなど、ツル・ツタ植物全般に忌避効果が期待できます。
ただし、植物の種類や生育状況によって効果に差が生じます。
特にクズは地下の根から再生するため、塗料だけで止めることはできません。
除去してから塗る、という組み合わせが前提になります。
この製品にできないこと
効果を正しく理解していただくために、書いておきます。
アイビーガードにできないこと
ツルを枯らすこと → 根や株には作用しません
侵入そのものを止めること → 敷地内に伸びてくること自体は防げません
すでに絡んだツルを外すこと → 施工前に除去が必要です
すべての植物に同じ効果を出すこと → 種類によって差があります
「絡まりにくくする」ことで、除去の頻度を下げるための製品です。
枯らす対策と比べた場合
除草剤は、植物そのものに作用します。
そのため、使用できる場所に制限があります。
アイビーガードは、構造物の側だけを変える方法です。
ただし、農地・水路から2m以内では使用できません。
枯らさない方法であっても、使用できる場所には条件があります。
製品仕様
| 製品名 | アイビーガード カラマンコート |
|---|---|
| 内容量 | 1.0kg / 4.0kg |
| 色 | 茶透明色 |
| 施工面積の目安 | フェンス:約10㎡/kg 平面:約6.6㎡/kg コンクリート:約4㎡/kg |
| 乾燥時間 | 指触:約8分 完全:約30分(常温時) |
| 効果持続の目安 | 約3年 ※使用環境により異なります |
| 施工方法 | 刷毛またはローラー |
| 使用上の注意 | 塩化ビニル・ゴム素材は使用不可 農地・水路から2m以上離れた箇所で使用 |
| 製造 / 販売 | ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産 |
効果を出すための条件
正しく施工しなければ、効果は出ません。
効果が出なかった場合、多くはこの4つです
・ツルや汚れが残ったまま塗った → 塗膜が均一になりません
・フェンスの裏面を塗っていない → ツルは網目を通り抜けます
・支柱の裏側が塗れていない → 太くて掴みやすい場所です
・根元を塗り残している → ツルが最初に接触する箇所です
逆に言えば、この4つを避ければ効果は安定します。
施工範囲の考え方については、ご相談いただければご説明します。
よくあるご質問
Q. アイビー(ヘデラ)に効きますか
ヘデラへの忌避効果が期待できます。
製品名の「アイビーガード」は、アイビーへの効果を示す名称でもあります。
Q. 効果はいつから出ますか
完全乾燥後(約30分・常温時)から機能します。
ツルが接触した際に忌避反応が起きるため、成長シーズン前の施工が最も効果的です。
Q. 何年後に再施工が必要ですか
目安は約3年ごとです。
ただし、4年目も効果が継続している事例があります。
一律に塗り直すのではなく、年1回の状態確認をして、劣化した箇所だけ補修塗りしてください。
Q. クズにも効きますか
クズは地下の根から再生するため、塗料だけで止めることはできません。
まず除去し、そのうえで絡み直しを抑えるという使い方になります。
クズが優勢な現場では、別の対策を組み合わせてご提案します。
Q. どんな素材に塗れますか
金属、コンクリート、外壁など幅広い素材に対応します。
塩化ビニル・ゴム素材には使用できません。
金属フェンスでも部品に樹脂が使われていることがあるため、確認が必要です。
Q. 自社で施工できますか
刷毛とローラーで施工できます。特別な技術は必要ありません。
ただし、裏面と支柱の塗り残しにご注意ください。
Q. 何kg必要かわかりません
施工したい箇所と、フェンスの延長距離や壁面の面積をお知らせください。
こちらで積算し、数量の目安をお出しします。
Q. 自分の環境で効果が出るか知りたい
現場の写真をお送りいただければ、素材、状態、周辺の植生から判断します。
効果が見込めないと判断した場合は、その旨をお伝えします。
Q. 相談したあと、営業の連絡が続きませんか
ご相談内容にお答えするのが役割です。
見送られた場合、こちらから繰り返しご連絡することはありません。
枯らすのではなく、絡まらせない

アイビーガードの効果は、ツル植物の固着と絡まりを抑えることです。
植物を枯らすのでも、侵入を止めるのでもありません。
塗布した面に、ツルを取りつかせない状態をつくります。
効果持続の目安は約3年。4年目も継続している事例があります。
判断に必要なのは、現場の写真と、対策したい箇所の面積です。
効果が見込めるかどうかも含めて、ご案内します。
・自分の環境で効果が出るか知りたい
・対象の植物に効くか確認したい
・使える素材か確認したい
・何kg必要か知りたい
・施工方法を相談したい
現場写真1枚だけの簡易のご相談も承っています。
お見積もりは無料です。
効果が見込めないと判断した場合は、その旨をお伝えします。


