コンクリートに絡むツタの対策|壁を傷めず除去・予防する方法

コンクリートに固着したツタ

「剥がしたら、壁に跡が残ってしまった」

コンクリートのツタで、この状態になっていませんか。

大成物産
大成物産
コンクリートのツタは、フェンスとも塗装壁とも違います。
表面の凹凸に吸盤が入り込んでいるからです。
この記事では、その構造から対策を考えます。

 

この記事でわかること

・なぜコンクリートのツタは剥がれないのか

・剥がした跡が次のツタを呼ぶ仕組み

・コンクリートで塗料の消費量が多くなる理由

・外壁塗装や補修工事との順序

コンクリートの凹凸に吸盤が入り込むから取れません。
そして塗料も、同じ凹凸に入ります。

コンクリートのツタが剥がれない理由

ツタは、壁に寄りかかっている植物ではありません。

吸盤や気根を使って、表面に固着しています。

そしてコンクリートは、表面に無数の細かな凹凸があります。

 

打ち放し、モルタル、ブロック。

どれも表面は平滑ではありません。

ツタの吸盤は、その凹凸の内側まで入り込みます。

 

だから、引っ張っても外れません。

壁ごと持っていこうとします。

ツルツルしたガラスや金属より、コンクリートのほうが固着はずっと強いのです。

力任せに剥がすと、壁が欠けます

コンクリート面別の注意点

モルタル・吹き付け仕上げ → 表面が持っていかれます。凹凸が増え、次のツタが定着しやすくなります

ブロック塀 → 目地のモルタルが弱っていると、そこから欠けます

打ち放しコンクリート → 吸盤跡が黒く残り、洗浄しても落ちにくくなります

擁壁 → ひび割れに気根が入り込んでいると、剥がす際にひびが広がります

古い塗装が乗っている面 → 塗膜ごと剥落します

そして、ひび割れに水が入りやすい状態になります。

 

美観の問題だけではありません。

構造物そのものの劣化につながります。

剥がした跡が、次のツタを呼びます

ここが、毎年繰り返す最大の理由です。

ツタが繰り返す3つの原因

1.地中の根や周辺の株が残っている → 春から夏にかけて、また同じ壁面へ伸びてきます

2.剥がした跡が足がかりになる → 吸盤の残骸、荒れた表面、増えた凹凸。前年より定着しやすい状態です

3.目地・角・ひび割れが残っている → 凹凸が集中する箇所です。ここから優先的に取りつきます

剥がすたびに、壁面はツタにとって好都合な状態に近づいていきます。

 

毎年の作業が、毎年の再発を助けているという構造です。

大成物産
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3年目、4年目のほうが伸びが早いと感じたことはありませんか。
壁面の状態が変わっているからです。
だから、剥がしたあとの処理が重要になります。

除去したあと、付きにくい状態にする

コンクリート面へのカラマンコート施工

アイビーガード カラマンコートは、塗った面をツタが固着しにくい状態にする忌避塗料です。

 

ツタを枯らす薬剤ではありません。

ヨツギ株式会社が製造し、大成物産が販売しています。

鉄道・電力・公共インフラ分野での採用実績があります。

 

重要なのは、除去した直後に塗ることです。

剥がした跡が足がかりになる前に処理すれば、翌年以降の定着を抑えられます。

 

完全にツタを防ぐものではありません。

毎年の除去作業を軽くするための対策です。

コンクリートは、塗料の消費量が多くなります

ここは事前に知っておいてください。

施工面 施工面積の目安
フェンス 約10㎡/kg
平面 約6.6㎡/kg
コンクリート 約4㎡/kg

コンクリートは、フェンスの2倍以上の量が必要になります。

 

理由は、ツタが剥がれない理由とまったく同じです。

表面の凹凸に、塗料が入るからです。

ツタの吸盤が入り込む凹凸に、塗料も入ります。
だから消費量が増えます。

 

必要量の計算方法

壁の長さ(m)× 塗る高さ(m)= 塗布面積

塗布面積 ÷ 約4㎡ = 必要kg数の目安

凹凸が粗い面、目地が多い面では、これより多く必要になります。

壁の長さと高さ、仕上げの種類をお知らせいただければ、こちらで積算します。

塗る前に、工事の順序を確認してください

これが、この記事で最もお伝えしたいことです。

先に済ませるべき工事があります

外壁塗装を予定している → 塗装後に施工してください。先に塗っても、塗装時に落ちてしまいます

ひび割れの補修が必要 → 補修を先に行ってください。ひびは気根の侵入口です

目地のモルタルが弱っている → 補修が先です。塗っても目地ごと崩れます

塀がぐらついている → 構造の補修を優先してください

順序を逆にすると、塗った費用が無駄になります。

 

逆に言えば、外壁塗装や補修工事のタイミングは、ツタ対策の絶好の機会です。

足場が組まれていて、壁面がきれいになっている。

その状態で塗れば、施工条件としては最良です。

大成物産
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塗装工事の予定があるなら、そのタイミングをお知らせください。
工事のあとに施工するのが、最も確実で無駄がありません。

施工の流れ

1.ツタを除去する

力任せに引き剥がさないでください。

壁面を傷めます。

つるを根元で切り、枯れて固着が弱まってから取る方法もあります。

2.吸盤跡と汚れを落とす

コンクリートで最も手間のかかる工程です。

吸盤の残骸が残っていると、塗料が均一に乗りません。

ブラシで落とせる範囲まで清掃します。

3.表面の状態を確認する

ひび割れ、目地の劣化、塗装の浮きを確認します。

補修が必要なら、この段階で行います。

4.乾燥させる

湿った状態では施工できません。

洗浄した場合は、十分に乾かしてください。

5.塗布する

塗料をよく撹拌し、刷毛またはローラーで塗ります。

目地、角、ひび割れの周辺は刷毛で丁寧に。

凹凸の内側まで塗料が入るように、押し込むように塗ってください。

商品仕様

商品名 アイビーガード カラマンコート
内容量 1.0kg / 4.0kg
施工面積の目安 コンクリート面:約4㎡/kg
仕上がり 茶透明
効果持続の目安 約3年
※使用環境により異なります
施工方法 刷毛またはローラー
製造 / 販売 ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産

よくあるご質問

Q. 外壁塗装を予定しています。先に塗れますか

塗装後に施工してください。

先に塗っても、塗装工事のときに落ちてしまいます。

工事の時期をお知らせいただければ、段取りをご相談します。

Q. 吸盤跡が残っていても塗れますか

塗布は可能です。

ただし、次のツタの足がかりを減らすため、落とせる範囲は清掃してから塗ることをおすすめします。

Q. 吸盤跡の黒ずみは消えますか

カラマンコートは、跡を消す製品ではありません。

再付着を抑えるための塗料です。

茶透明色のため、跡が目立ちにくくなる場合はあります。

Q. ひび割れがある壁でも使えますか

ひび割れは、気根の侵入口になります。

補修を先に行ってから塗布してください。

Q. 何kg必要かわかりません

壁の長さ、高さ、仕上げの種類をお知らせください。

こちらで積算し、数量の目安をお出しします。

Q. どこまでの高さを塗るべきですか

ツタは地面から上がるため、下部を確実に処理すれば上には行けません。

隣接する樹木や構造物から侵入している場合は、範囲が変わります。

Q. DIYで施工できますか

刷毛やローラーで施工できます。

ただし、高所作業になる場合は無理をしないでください。

Q. クズが周辺に大量にあります

クズは地下の根から再生するため、塗料だけで止めることはできません。

まず除去し、そのうえで固着を抑えるという使い方になります。

Q. 相談したあと、営業の連絡が続きませんか

ご相談内容にお答えするのが役割です。

見送られた場合、こちらから繰り返しご連絡することはありません。

凹凸が、固着の強さと消費量を決めています

コンクリートのツタ防止対策

コンクリートのツタが取れないのは、表面の凹凸に吸盤が入り込んでいるからです。

そして剥がせば凹凸が増え、次はもっと取りつきやすくなります。

 

だから、除去した直後に付きにくい状態をつくることが重要になります。

 

判断に必要なのは、壁の写真と、塗りたい範囲です。

仕上げの種類と状態を見れば、今塗るべきか、それとも先に別の工事をすべきかがわかります。

 

壁の写真から、施工の可否と必要量をご案内します。

・毎年の除去作業をやめたい
・壁をこれ以上傷めたくない
・外壁塗装や補修に合わせて対策したい
・何kg必要か知りたい
・施設外周など広い範囲をまとめて相談したい

壁の写真1枚だけの簡易のご相談も承っています。

お見積もりは無料です。

補修や塗装を先にすべき状態の場合は、その旨をお伝えします。

大成物産に問い合わせる

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