高速道路の法面・フェンスのツル対策|視界と安全を守る予防法

高速道路沿いのツル対策

「除去作業のたびに、車線規制をかけている」

高速道路のツル対策で、最も費用がかかっているのはそこではないでしょうか。

大成物産
大成物産
アイビーガード カラマンコートは、鉄道・電力・公共インフラ分野で採用されています。
高速道路施設でも、同じ考え方でご検討いただける製品です。

 

この記事でお伝えすること

・ツル除去のコストは、何で決まっているのか

・除去だけでは繰り返す構造的な理由

・法面を含む区間での対策の分け方

・区間別の必要量と、段階的な導入方法

塗料代より、規制と作業員の費用のほうが大きくなります。
だから作業回数を減らすことが対策になります。

ツル除去のコストは、塗料でも人件費でもありません

高速道路の維持管理では、作業そのものより準備に費用がかかります。

ツル除去1回あたりに発生するもの

・車線規制、または路肩規制の計画と実施

・規制車両、保安施設、保安要員

・作業員の手配と、協力会社との調整

・現地までの移動時間

・夜間作業になる場合の割増

・区間が分散していれば、そのぶん規制も分散する

ツルを切る作業そのものは、この全体のごく一部です。

そして毎年ツルを除去しているなら、この準備を毎年繰り返しているということになります。

 

削るべきは作業単価ではなく、作業に入る回数です。

大成物産
大成物産
「年間の除去費用はいくらですか」とお聞きすると、規制費用を含めて把握されている方は多くありません。
そこを合算すると、対策に投資できる金額の見え方が変わります。

除去だけでは、毎年同じ区間で繰り返します

ツルの地上部を切っても、根は残っています。

しかも発生源は、フェンスの外側や法面の下にあることが多いのです。

管理区域内をきれいにしても、外から伸びてきます。

毎年同じ区間で発生しているなら、そこはツルが伸びやすい環境が整っている場所です。

 

来年も、同じ区間で規制をかけることになります。

ツルが絡む場所と、そこで起きること

高速道路フェンスへのツル対策

沿線施設で問題になる4箇所

境界フェンス(金網) → 葉が密生すると風を受ける壁になります。倒壊や変形のリスクが上がります

フェンス支柱 → 太くて掴みやすく、最初に取りつかれます。湿気がこもりサビも進みます

防音壁・コンクリート面 → 吸盤や気根で固着します。剥がすと跡が残ります

法面 → 発生源になっている場合が多く、ここから沿線施設へ伸びてきます

ただ、最も注意が必要なのは倒壊や固着ではありません。

ツルに覆われたフェンスは、巡視しても状態がわかりません。

 

金網の破損、支柱の傾き、防音壁のひび割れ。すべて葉に隠れます。

 

フェンスは、状態が見えていて初めて設備として機能します。

アイビーガード カラマンコートとは

ツルを枯らす薬剤ではありません。

塗った面をツルが固着・巻きつきしにくい状態にする忌避塗料です。

 

ヨツギ株式会社が製造し、大成物産が販売しています。

鉄道・電力・公共インフラ分野での採用実績があります。

ローラーで施工できるため、長距離区間でも施工方法が確立しています。

茶透明色のため、フェンスの見通しと防音壁の外観を大きく変えません。

 

完全にツルを防ぐものではありません。

作業に入る回数を減らすための対策です。

法面がある区間の考え方

塗料は構造物に塗るものです。法面そのものには使えません。

 

高速道路沿線では、法面が発生源になっているケースが多くあります。

そこで、区間内で対策を分ける考え方が現実的になります。

区間内での対策の分け方

フェンス金網・支柱 → カラマンコートで取りつきを抑える

防音壁・コンクリート構造物 → カラマンコートで固着を抑える

法面 → 除草、または防草シートなど別の方法で管理

法面の上端・境界部 → 侵入経路になるため、構造物側で受け止める

法面を無人化できなくても、構造物への絡みが減れば作業内容は変わります。

高所や狭所での手作業が減り、規制の必要な範囲も変わってきます。

 

大成物産は、雑草・つる植物対策の専門会社です。

 

防草シート、コーティング材も取り扱っているため、法面側の対策もあわせてご提案できます。

区間ごとの必要量

商品名 アイビーガード カラマンコート
内容量 1.0kg / 4.0kg
茶透明色
施工面積の目安 フェンス:約10㎡/kg
コンクリート:約4㎡/kg
効果持続の目安 約3年
※使用環境により異なります
施工方法 ローラーまたは刷毛
製造 / 販売 ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産

フェンス延長別の目安(高さ1.5m・両面施工)

延長100m → 100m × 1.5m × 2面 = 300㎡ → 約30kg

延長300m → 300m × 1.5m × 2面 = 900㎡ → 約90kg

延長500m → 500m × 1.5m × 2面 = 1,500㎡ → 約150kg

これに支柱・継ぎ目・防音壁の分を加えて数量を決めます。

ツルは網目を通り抜けるため、片面だけでは反対側に絡まれます。

金網は表と裏の両面に塗る必要があります。

 

片面で計算すると、必要量が半分になります。

 

延長距離、高さ、防音壁の面積をお知らせいただければ、こちらで積算します。

段階的に進める場合の優先順位

長距離区間を一度に施工するのは、予算面で難しい場合があります。

その場合、優先度の高い区間から始める進め方が現実的です。

先に処理すべき区間

毎年除去が発生している区間 → 規制回数を確実に減らせます

規制の難しい区間 → 作業に入りにくい場所ほど、対策の価値が高くなります

法面に隣接するフェンス → 侵入経路を先に塞ぎます

支柱と防音壁の接合部 → 取りつきやすく、点検性に影響する箇所です

区間ごと、年度ごとに分けた見積もりをお出しします。

現在の年間除去費用と並べた形でお出しするため、社内での検討資料としてもお使いいただけます。

施工前に確認が必要なこと

使用できない素材・条件

塩化ビニル、ゴム素材には使用できません

樹脂被膜のフェンスは、材質の確認が必要です

農地から2m以上離れた場所でのご使用が必要です

既存のツルを除去し、清掃・乾燥させてから塗布します

浮きサビは落としてから塗布します

ツルが絡んだ状態にそのまま塗ることはできません。

 

つまり、次の除去作業のときが施工の好機になります。

すでに規制をかけて作業員が入っている状態です。

 

その工程に塗布を加えれば、規制を1回追加せずに済みます。

よくあるご質問

Q. 高速道路施設での採用実績はありますか

鉄道・電力・公共インフラ分野での採用実績があります。

施設名などの詳細を公開できない場合がありますが、長距離フェンスやインフラ設備の管理で使われています。

Q. 除去作業と同時に施工できますか

可能です。むしろその進め方をおすすめしています。

除去、清掃、乾燥、塗布を1回の作業でまとめれば、規制の回数を増やさずに済みます。

ただし、塗布面が乾いている必要があります。

Q. 防音壁にも塗れますか

コンクリート面には塗布できます。

ただし、樹脂製やアクリル製の遮音板には使用できない場合があります。

材質をお知らせいただければ判断します。

Q. 法面には使えますか

使用できません。塗料は構造物に塗るものです。

法面は除草や防草シートなど、別の方法での管理をご提案します。

Q. 何kg必要かわかりません

区間の延長距離、フェンスの高さ、防音壁の面積をお知らせください。

こちらで積算し、数量と概算をお出しします。

Q. 効果はどのくらい続きますか

目安は約3年です。

日当たり、雨風、塗布面の状態、植物の種類によって変わります。

Q. 大量施工に対応できますか

区間ごと、年度ごとに分けた数量計画をお出しします。

まとめてのご発注についても、ご相談ください。

Q. 相談したあと、営業の連絡が続きませんか

ご相談内容にお答えするのが役割です。

見送られた場合、こちらから繰り返しご連絡することはありません。

削るべきは単価ではなく、作業回数です

高速道路のツル対策

高速道路のツル除去では、規制と保安の費用が大きな割合を占めます。

毎年除去しているなら、その準備を毎年繰り返しているということです。

 

絡ませない状態をつくって、作業回数そのものを減らす。

 

そして、次の除去作業のときに塗布まで済ませれば、規制を1回も増やさずに始められます。

 

判断に必要なのは、区間の延長距離と、現場の写真です。

 

区間ごとの数量と概算をお出しします。

・毎年のツル除去と規制の回数を減らしたい
・フェンスや防音壁の点検性を保ちたい
・長距離区間で予防対策を検討したい
・法面を含めた区間全体で相談したい
・年度ごとに分けた数量計画が欲しい

現場写真1枚だけの簡易のご相談も承っています。

お見積もりは無料です。

使用できない素材の場合は、その旨をお伝えします。

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