

フェンスは敷地境界の明示と不法侵入の抑止という防犯機能を持っています。しかしツタが密生すると、この機能が大幅に低下します。「フェンスにツタが絡まっている」状態が防犯上どのようなリスクをもたらすか、整理してご説明します。
ツタが絡まったフェンスの防犯リスク

内部の視認性が失われる
メッシュフェンスはもともと内外が見通せる構造です。ツタで覆われると「緑の壁」になり、外から内部の状況が確認できなくなります。これは侵入者にとって「発見されにくい環境」を作ることになります。施設管理者・防犯カメラ・通行人の目が届きにくい状態は、不法侵入のリスクを高める要因のひとつです。
フェンスの倒壊が「通路」を作る
ツタが密生したフェンスは強風・台風時に倒壊リスクが高まります。倒壊した場合、その箇所が敷地への侵入経路になります。特に夜間や無人施設では発見が遅れる可能性があります。
異常の発見が遅れる
フェンスがツタで覆われると、フェンスの損傷・切断・クランプの外れなどの異常を目視で発見しにくくなります。定期点検の精度が落ち、防犯上の問題が見過ごされるリスクが高まります。

防犯のためのフェンスツタ対策

定期的な除去と点検の組み合わせ
ツタの除去と同時にフェンスの状態確認を行うことで、防犯機能を維持します。春の成長シーズン前と夏のピーク後の年2回を基本サイクルとして設定することを推奨します。
忌避塗料でツタの再絡まりを予防する
フェンスに忌避塗料を塗布することで、次のシーズンにツタが再び絡まりにくい状態を作ります。「アイビーガード カラマンコート」は除去後のフェンスへの施工に適した製品で、約3年間(目安)の忌避効果が期待できます。透過性のある茶透明色で、施工後もフェンスの視認性を維持できます。
アイビーガード カラマンコートの特徴

- 効果持続の目安:約3年(2024年4月時点で4年目更新中)
- 茶透明色——フェンスの透過性を維持
- 刷毛・ローラーでDIY施工可能
- フェンス施工面積の目安:約10㎡/kg(表裏両面推奨)
| 内容量 | 1.0kg / 4.0kg |
|---|---|
| 施工面積の目安 | フェンス:約10㎡/kg |
| 効果持続の目安 | 約3年(使用環境により異なります) |
| 製造 / 販売 | ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産 |
注意:塩化ビニル・ゴム素材は使用不可。農地から2m以上離れた箇所でご使用ください。
よくあるご質問
Q. ツタを除去した後、すぐに施工できますか?
除去・清掃後に施工面が乾燥していれば施工可能です。雨天・濡れた面への施工は避けてください。
Q. フェンス全体に塗るべきですか?
ツルが取りつきやすい地面から約1.5mを優先的に塗布してください。全面施工することで効果が安定しやすくなります。
まとめ:フェンスの防犯機能を守るためにもツタ対策を

ツタが絡まったフェンスは視認性・強度・点検精度のすべてが低下します。防犯機能を維持するためにも、毎年の除去管理に加えて忌避塗料による予防処理を組み合わせることが有効です。「フェンスを正常に機能させ続ける」という観点からカラマンコートをご検討ください。

