

太陽光発電所における雑草対策は、O&Mの定番課題のひとつです。草刈りを中心とした一般的な雑草対策に加えて、ツル植物への専用対策を組み合わせることで、設備リスクとO&M工数を効果的に抑制できます。
太陽光発電所で雑草が問題になる理由

発電効率への影響
背丈の高い雑草・ツタがパネルに影をつくると発電量が低下します。部分的な影でもホットスポット効果によってパネルへのダメージが生じる場合があります。
設備へのダメージ
ツル植物が架台・支柱・パワコンに絡まると、設備の物理的損傷や稼働停止リスクが高まります。フェンスへの密生は倒壊リスクにつながります。
O&M工数の増大
毎年の草刈り・ツタ除去は人件費・交通費として積み重なります。特に広大な敷地を持つ発電所では、年間の管理工数が膨大になることも珍しくありません。

太陽光発電所の雑草対策の種類と特徴

草刈り・除草
最も基本的な方法で、年に複数回実施する発電所が多いです。ただし根が残るため翌年も同じ作業が必要で、ツル植物には特に効果が持続しにくい傾向があります。
防草シートの敷設
地面からの草の発生を長期的に抑制できます。ただし施工・維持にコストがかかり、フェンスへのツルの絡まりには対応できません。外部からのツルの侵入も防げません。
除草剤の使用
根まで枯らすタイプは再発頻度を下げる効果があります。農地が近接している発電所では使用制限があることに注意が必要です。
忌避塗料によるフェンス・架台の保護
フェンス・架台・支柱に忌避塗料を塗布することで、ツル植物の絡まりを抑制します。草全般への対策ではなく「ツル植物専用」の予防処理として、草刈り・防草シートと組み合わせることで総合的な雑草管理が実現できます。
アイビーガード カラマンコートの活用

「アイビーガード カラマンコート」(ヨツギ株式会社製・大成物産販売)は太陽光発電所のフェンス・架台への施工実績がある忌避塗料です。草刈り・防草シートでは対応しきれないツル植物の絡まり問題に特化して対処できます。
- フェンス・架台・支柱に対応
- 効果持続の目安:約3年(使用環境により異なります)
- 刷毛・ローラーで施工可能——O&Mスタッフによる自社施工が可能
- 農地から2m以上離れた箇所でのみ使用可能
| 内容量 | 1.0kg / 4.0kg |
|---|---|
| 施工面積の目安 | フェンス:約10㎡/kg コンクリート:約4㎡/kg |
| 効果持続の目安 | 約3年(使用環境により異なります) |
| 製造 / 販売 | ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産 |
まとめ:ツル対策を雑草管理の一環として組み込む

太陽光発電所の雑草対策は、草刈り・防草シート・除草剤に加えて、ツル植物専用の忌避塗料を組み合わせることで総合的にカバーできます。フェンス・架台への絡まりを予防することで、O&M工数の削減と設備保護を同時に実現できます。詳細はお気軽にご相談ください。

