

支柱・フェンス・架台へのツルの巻きつきは、構造物へのダメージと管理コストの両面で問題になります。この記事では、ツルの巻きつき対策として何ができるかを整理します。
ツルの巻きつきが引き起こす問題

構造物への物理的ダメージ
ツルが支柱・フェンスに巻きついて太くなると、締め付ける力が増していきます。特に金属支柱はツルの重量と締め付けによって長期的にゆがみ・変形が進む可能性があります。また巻きついたツルの湿気で錆・腐食が早まることもあります。
除去の困難化
若いうちは手で剥がせるツルも、太さが増すと木質化して除去が格段に難しくなります。放置するほど作業時間・労力が増え、除去中の構造物へのダメージリスクも高まります。
毎年の繰り返し
地中の根が残る限り、除去しても翌年また巻きついてきます。これが何年も続くと、管理の定番作業として固定化されていきます。

ツルの巻きつき対策:方法と特徴

早期除去
若いうちに除去することで、構造物へのダメージを最小限に抑えられます。春の芽吹き直後が最も除去しやすい時期です。ただし根が残るため翌年も同じ作業が必要です。
根からの除草剤処理
根まで枯らすタイプの除草剤で発生源を減らす方法です。農地・水路が近い場所では使用制限に注意が必要です。
忌避塗料による予防処理
支柱・フェンス・架台に忌避成分を含む塗料を塗布することで、ツルが「巻きつきたくない面」を作ります。予防的に処理しておくことで、巻きつきの発生を抑制する効果が期待できます。
アイビーガード カラマンコートとは

「アイビーガード カラマンコート」(ヨツギ株式会社製・大成物産販売)は支柱・フェンス・架台への施工実績がある忌避塗料です。
- 効果持続の目安:約3年(2024年4月時点で4年目更新中)
- 茶透明色で外観への影響が少ない
- 刷毛・ローラーでDIY施工可能
- 塩化ビニル・ゴム素材は使用不可、農地から2m以上離れた箇所で使用
| 内容量 | 1.0kg / 4.0kg |
|---|---|
| 施工面積の目安 | フェンス:約10㎡/kg 平面:約6.6㎡/kg コンクリート:約4㎡/kg |
| 効果持続の目安 | 約3年(使用環境により異なります) |
| 製造 / 販売 | ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産 |
施工のポイント

既存のツルを除去・清掃後、乾燥した面に均一に塗布します。支柱は全周にわたってムラなく塗ることが重要です。フェンスは表裏両面をカバーします。完全乾燥(約30分・常温時)後から機能します。

よくあるご質問
Q. 既に巻きついているツルを除去してから塗ればいいですか?
はい。まず巻きついているツルを除去・清掃してから塗布してください。
Q. 太陽光発電所の架台にも使えますか?
金属架台への施工が可能です。塩化ビニル・ゴム素材が含まれる部分は避けてください。
まとめ

ツルの巻きつき対策は「早期除去+忌避塗料による予防処理」の組み合わせが有効です。「アイビーガード カラマンコート」は支柱・フェンス・架台への巻きつきを抑制する忌避塗料として活用できます。詳細はお気軽にご相談ください。

