フェンスのツタ対策|除去・予防の方法と費用をまるごと解説

フェンスに絡まるツタ

「毎年除去しているから、うちは大丈夫」

その除去作業自体が、フェンスを傷めているかもしれません。

大成物産
大成物産
除去を繰り返すこと自体が、フェンスにダメージを積み重ねています。
この記事では、対策の選択肢と、必要量の正しい計算方法をお伝えします。

 

この記事でお伝えすること

・ツタが絡んだフェンスで起きること

・除去・除草剤・忌避塗料の使い分け

・必要量の正しい計算方法

・自社施工でどれくらいの時間がかかるか

フェンスは両面に塗ります。片面で計算すると、必要量が半分になります。

ツタが絡んだフェンスで起きること

倒壊のリスクが上がる

メッシュフェンスは、風を通す前提で設計されています。

 

ツタや葉が密生すると、風を受ける面積が増えます。

風を通す構造物が、風を受け止める壁に変わります。

 

しかも、設置から年数が経ったフェンスは支柱のサビや劣化が進んでいることがあります。

負荷への耐性が落ちた状態で、受ける力だけが増えるということです。

見通しがなくなる

フェンスが緑の壁になると、内部の視認性が失われます。

不法侵入、設備の異常、動物の侵入。どれも目視で確認できなくなります。

フェンス素材の劣化が進む

ツタが絡むと、湿気が保持されやすくなります。

金属部分のサビと腐食が進みます。

そして、その劣化はツタに隠れて見えません。

除去のたびに、フェンスが傷む

これが、見落とされやすい点です。

 

固着したツタを引き剥がすたび、フェンスに力がかかります。

メッシュのゆがみ、支柱の変形が、少しずつ蓄積していきます。

毎年きれいにしているつもりが、毎年フェンスを弱くしている可能性があります。

大成物産
大成物産
3年目、4年目のフェンスを見ると、たわみが目立ってくることがあります。
除去の回数が、そのまま蓄積しているということです。

対策の選択肢と、それぞれの役割

手作業による除去

最も基本的な方法です。

ただし、根が残るため再発します。

 

太くなったツルは、除去作業そのものが重労働になります。

先に根元で切断し、枯れて乾燥してから剥がすと、フェンスへのダメージを抑えられます。

除草剤の使用

根まで枯らすタイプを使えば、再発頻度を下げられます。

ただし、農地や水路が近い場所では使用に制限があります。

 

枯れた残骸の処理も別途必要です。

忌避塗料の塗布

フェンス側を、ツタが取りつきにくい面に変える方法です。

 

枯らすのでも、除去するのでもありません。

一度の施工で約3年間(目安)機能するため、毎年の作業工数を減らせる可能性があります。

 

3つは競合する方法ではありません。除去してから塗る、という組み合わせが基本です。

アイビーガード カラマンコート

アイビーガード カラマンコート

ヨツギ株式会社が製造し、大成物産が販売している忌避塗料です。

鉄道・電力・公共インフラ分野での採用実績があります。

フェンスへの施工に適している理由

茶透明色 → 塗布後もフェンスの外観と透過性を維持します

ローラーで塗れる → 広いフェンスでも効率的に施工できます

乾燥が早い → 常温で約30分の完全乾燥後から機能します

両面施工に対応 → 外部から伸びてくるツルにも対応できます

内容量 1.0kg / 4.0kg
茶透明色
施工面積の目安 フェンス:約10㎡/kg
コンクリート:約4㎡/kg
乾燥時間 指触:約8分
完全:約30分(常温時)
効果持続の目安 約3年
※使用環境により異なります
施工方法 刷毛またはローラー
使用上の注意 塩化ビニル・ゴム素材は使用不可
農地・水路から2m以上離れた箇所で使用
製造 / 販売 ヨツギ株式会社 / 株式会社大成物産

必要量の計算方法

ここで間違えやすい点があります。

 

フェンスは、表と裏の両面に塗ります。

ツタは網目を通り抜けるため、片面だけでは反対側に絡まれるからです。

 

計算式

フェンス延長(m)× 高さ(m)× 2面 = 塗布面積

塗布面積 ÷ 約10㎡ = 必要kg数の目安

延長20m、高さ1.5mの場合

20m × 1.5m × 2面 = 60㎡

60㎡ ÷ 10㎡ = 約6kg

片面で計算すると、実際の必要量の半分になります。

 

これに支柱、継ぎ目、コーナー分を加えて数量を決めてください。

延長別の目安(高さ1.5m・両面施工)

延長10m → 30㎡ → 約3kg

延長20m → 60㎡ → 約6kg

延長50m → 150㎡ → 約15kg

延長100m → 300㎡ → 約30kg

延長距離と高さをお知らせいただければ、こちらで積算します。

自社施工の場合、どれくらいかかるか

フェンスへの施工

ローラーで転がすだけなので、特別な技術は必要ありません。

 

フェンス10m分であれば、両面でも短時間で完了します。

「こんなに簡単でいいんだ」というお声をよくいただきます。

 

ただし、時間がかかるのは塗る作業ではありません。

 

作業時間の内訳

既存のツタの除去 → 量によっては、ここが最も時間のかかる工程です

清掃 → 残骸を落とす作業です

乾燥待ち → 洗浄した場合は、乾くまで待ちます

塗布 → ローラーで転がすだけです

つまり、除去と清掃が終わっていれば、塗る作業自体はすぐ終わります。

 

だから、除去作業の日にそのまま塗布まで済ませるのが最も効率的です。

施工のポイント

1.既存のツタを除去し、清掃する

ツタの上から塗っても効果はありません。

 

力任せに引き剥がさず、根元で切ってから枯らして取ると、フェンスを傷めません。

2.乾燥させる

濡れた状態では、塗膜が密着しません。

3.地面から約1.5mを目安に塗る

ツタは地面から取りついて上へ伸びます。

 

下部を止めれば、上には行けません。

フェンスの最上部まで塗る必要はありません。

4.表と裏、両面を塗る

片面だけでは、網目を通り抜けられます。

5.支柱・継ぎ目・コーナーは刷毛で

ツタは塗り残しから取りつきます。

 

支柱は全周を塗ってください。正面だけでは裏側に回り込まれます。

よくあるご質問

Q. 必要量は何kgですか

フェンス延長 × 高さ × 2面 ÷ 10㎡ が目安です。

延長20m、高さ1.5mなら約6kgになります。

両面施工が前提なので、片面で計算しないようご注意ください。

Q. 古いフェンスにも塗れますか

使用できます。

ただし、サビや腐食が進んでいる場合は、塗布前にサビ処理が必要です。

線材が細くなっている場合は、補修が先になることもあります。

Q. フェンスの種類を問わず使えますか

金属メッシュフェンス、スチール、アルミなど、幅広いフェンスに対応します。

塩化ビニル、ゴム素材には使用できません。

樹脂被膜のフェンスは、材質の確認が必要です。

Q. 自社施工は可能ですか

ローラーで転がすだけなので、特別な技術は必要ありません。

ただし、裏面と支柱の塗り残しにご注意ください。

Q. 除去作業の直後に塗れますか

フェンスが乾燥していれば問題ありません。

除去と同じ日に済ませるのが最も効率的です。

Q. 予算が限られています

施工する区間を短くして、その区間を両面塗るほうが確実です。

長い区間を片面で塗るより、効果が安定します。

Q. いつ発注すればいいですか

除去作業の日程が決まった時点でご相談ください。

作業当日に手元にある状態にしておけば、その場で塗布できます。

Q. 相談したあと、営業の連絡が続きませんか

ご相談内容にお答えするのが役割です。

見送られた場合、こちらから繰り返しご連絡することはありません。

塗る作業より、段取りが大事です

フェンスのツタ対策

フェンスのツタ対策は、除去だけでは毎年繰り返します。

そして、除去を繰り返すこと自体がフェンスを傷めます。

 

除去したその日に塗布まで済ませれば、翌年以降の作業を減らせます。

 

塗る作業自体は、ローラーで転がすだけです。短時間で終わります。

 

判断に必要なのは、フェンスの延長距離と高さです。

 

必要量と納品時期をご案内します。

・毎年の除去作業を減らしたい
・フェンスをこれ以上傷めたくない
・何kg必要か知りたい
・自社のフェンス材質に使えるか確認したい
・除去作業に合わせて発注したい

現場写真1枚だけの簡易のご相談も承っています。

お見積もりは無料です。

補修を先にすべき状態の場合は、その旨をお伝えします。

大成物産に問い合わせる

\電話で相談する/TEL:0952-66-3502 \メールで相談/コチラクリック
TEL相談 メールで相談