

カラマンコートを使ってみたいけれど、施工の手順がよくわからない、失敗したくないという方のために、施工の流れと注意点をまとめました。特別な技術は不要です。
施工前に確認すること

使用できる素材・使用できない素材
- 使用可能:金属フェンス・コンクリート・モルタル・外壁タイル・木材など
- 使用不可:塩化ビニル(塩ビ)・ゴム素材
施工箇所の素材を事前に確認してください。
周辺環境の確認
農地から2m以上離れた箇所でご使用ください。農地が近接している場合は施工範囲を調整してください。
天候の確認
施工面が濡れているとき・雨天・降雨が予想される場合は施工を避けてください。晴天・乾燥した日が適しています。
施工の手順

ステップ1:既存のツタ・ツルを除去する
現在ツタが絡まっている場合は先に除去し、壁面・フェンスをできるだけきれいな状態にします。吸盤痕や残留物があると塗膜が均一になりにくいため、ブラシや高圧洗浄で可能な範囲で清掃することをおすすめします。
ステップ2:乾燥を確認する
清掃後、施工面が完全に乾燥していることを確認してから塗布に入ります。水分が残っている状態での施工は塗膜の密着不良につながることがあります。
ステップ3:カラマンコートをよく混ぜる
缶を開ける前によく振り、開缶後もよく撹拌してから使用してください。成分が分離している状態で塗布すると効果にムラが生じることがあります。
ステップ4:刷毛またはローラーで塗布する
地面から約1.5mの高さを目安に、均一な厚みで塗布します。フェンスの場合は表裏両面への塗布を推奨します。塗りムラを防ぐため、一方向に均一に塗り進めてください。
施工面積の目安
| フェンス | 約10㎡/kg |
|---|---|
| 平面(外壁など) | 約6.6㎡/kg |
| コンクリート(粗面) | 約4㎡/kg |
ステップ5:乾燥を確認して完了
指触乾燥:約8分、完全乾燥:約30分(常温時)です。完全乾燥を確認したら施工完了です。乾燥後から忌避効果が機能します。

施工後のメンテナンス

年1回の状態確認を推奨
ツルのシーズン後に、塗膜の状態(剥がれ・色あせ・ツルの絡まりの有無)を確認してください。部分的に効果が薄れている箇所は補塗りを行ってください。
再施工の目安は約3年
全体的な再施工の目安は約3年ごとです。使用環境によって差があるため、状態確認の結果に応じて判断してください。
よくあるご質問(施工関連)
Q. DIYで施工できますか?
はい。刷毛・ローラーで塗るだけですので、外壁塗装の経験がない方でも対応できる製品です。
Q. 高所の施工はどうすればいいですか?
高所作業が必要な場合は、安全な足場の確保をお願いします。3m以上の高所作業が必要な場合は専門業者への依頼を検討してください。
Q. 既存の塗料の上から塗れますか?
一般的な外壁塗料の上への施工は可能です。ただし、塗膜が剥がれかけている場合は下地処理を先に行ってください。
Q. 道具は何を用意すればいいですか?
刷毛またはローラー・ローラートレー・手袋・マスク・ウエスが基本セットです。換気が必要な閉所での作業は防護マスクを着用してください。
まとめ

カラマンコートの施工は「除去→清掃・乾燥→塗布→乾燥確認」の4ステップです。特別な技術や機材は不要で、DIYで対応できる製品です。施工のタイミングは春のシーズン前(2〜3月)が最も効果的です。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

