

草刈りは終わりのない作業です。刈っても刈っても次の季節にはまた生えてくる。人手を確保するのも大変で、外注すればコストがかさむ。体力的にきつい、暑い中での作業が危険——そう感じている方に、自動で草刈りをしてくれるロボット「クロノス」という選択肢をご紹介します。
クロノスとはどんな草刈りロボットか

クロノス(ロボモア・KRONOS)は、和同産業株式会社が製造し、大成物産が販売代理を行う自律走行型の草刈りロボットです。
エリアワイヤーを設置したエリア内を自律走行しながら草を刈り、バッテリーが減ると自動で充電ステーションへ帰還、充電が終わると再び草刈りを再開します。人が操作しなくても「刈る→充電→再開」のサイクルを繰り返す、文字通り「ほったらかし」で動く草刈りロボットです。
どんな場所に向いているか
クロノスが力を発揮するのは、次のような平面・緩傾斜の敷地です。
- 太陽光発電所の敷地内(パネル下・フェンス沿い)
- 農地・果樹園・休耕地
- 工場・倉庫・物流施設の敷地
- 遊休地・空き地
最大作業領域は約3,000㎡。法面・急傾斜への対応はできませんが、平面の広い敷地での草刈り管理に適しています。

クロノスが草刈りを自動化できる理由

①エリアワイヤーで作業範囲を設定する
草刈りしたい範囲の外周に専用のエリアワイヤーを埋設・設置します。クロノスはこのワイヤーを感知してエリア内だけをランダムに走行するため、敷地外へ出ることなく安全に稼働します。設定は一度行えば繰り返し使えます。
②自律走行で人が操作しなくていい
稼働開始後はクロノスが自分で走行ルートを判断しながらエリア内を草刈りします。人が誘導・操作する必要はなく、その間に別の作業ができます。スマートフォンの専用アプリで稼働状況の確認や操作も可能です。
③自動充電で連続管理できる
バッテリー残量が少なくなると自動で充電ステーションへ帰還し、充電完了後に草刈りを再開します。1回の連続稼働は約1時間ですが、充電→再稼働を繰り返すことで長時間の草刈り管理が可能です。
④密度の高い草もしっかり刈れる
刈刃モーターの負荷を常にチェックし、密度の高い草に対しては走行速度を落として確実に刈り取ります。草の状態に応じて自動でコントロールするため、草が伸びすぎていても対応できます。
クロノスの草刈り性能と仕様

| 最大作業領域 | 約3,000㎡ |
|---|---|
| 刈幅 | 300mm |
| 刈高さ | 30〜70mm(無段階調整) |
| 連続稼働時間 | 約1時間/回 |
| 充電時間 | 約1時間 |
| 走行方式 | 自律走行(エリアワイヤー方式) |
| 電源 | AC100V(家庭用コンセント対応) |
| 本体重量 | 約17kg |
| 製造 | 和同産業株式会社(WADO) |
| 販売代理 | 株式会社大成物産 |
刈刃の長寿命設計
薄型フリー刃を採用し、刈刃の回転を右回転・左回転と自動で切り替えながら草刈りを行います。刃の摩耗が偏らないため切れ味が長持ちし、交換頻度を抑えられます。
電動式でCO₂ゼロ・静音
エンジンを使わない電動式のため、CO₂の排出がゼロです。騒音も少なく、早朝・夜間の稼働も周囲への影響を抑えられます。
草刈りの課題別:クロノスで変わること

「人手が足りない」
少子高齢化が進む中、草刈り要員の確保はますます難しくなっています。クロノスは無人で稼働するため、草刈りに割く人員を減らすことができます。確保した人員を別の業務に充てることも可能です。
「外注コストが高い」
定期的な草刈りを外注している場合、年間を通じると相当なコストになります。クロノスを自社導入することで、外注頻度を下げながら草刈りの質を維持できる可能性があります。
「草刈り作業が危険・体力的につらい」
夏場の炎天下での草刈りは熱中症リスクがあり、刈払機の操作には危険も伴います。クロノスが自動で草刈りを行うことで、人がこうした危険にさらされる機会を減らせます。
「常駐できない土地がある」
遠隔地の遊休地や無人の太陽光発電所など、定期的に人が行けない土地の草刈りにもクロノスは対応できます。スマホアプリで稼働状況を確認できるため、現地に行かなくても管理の把握が可能です。

安全性・防犯への配慮

障害物検知で自動回避
超音波センサーにより前方の障害物を検知し、減速・回避します。人やペットが近づいた場合でも安全に対応できる設計です。
持ち上げると自動停止
本体を持ち上げるとセンサーが感知し、刈刃が即座に停止します。メンテナンス時や子どもが触れた場合の安全を確保しています。
PINコードで盗難を抑制
6桁のPINコード入力機能を搭載。コードを知らない人物が操作・移動させることを防ぎ、屋外設置での盗難リスクを抑制します。
よくあるご質問
Q. 電源がない場所でも使えますか?
通常はAC100Vの電源が必要です。電源のない場所での運用には、オプションの太陽光パネルKIT(税込195,800円)を活用することでオフグリッド運用が可能になります。電源環境についてはご相談ください。
Q. 草が長く伸びた状態から使えますか?
著しく草が伸びている場合は、最初に一度手刈りや草刈り機で短くしてからクロノスを稼働させることを推奨します。刈高さの下限は30mmのため、芝のように短く管理し続けることには向きません。
Q. エリアワイヤーの設置は自分でできますか?
ワイヤーの設置作業は別途費用が必要です(敷地条件により変動)。初回設置については大成物産にご相談ください。
Q. 雨の日も動きますか?
雨天・悪天候時の稼働については敷地環境や設定によって異なります。詳細はお問い合わせください。
Q. 約3,000㎡以上の広い敷地には対応できますか?
1台あたりの最大作業領域は約3,000㎡です。それ以上の広さの敷地については、複数台の導入や管理区画の分割での対応が可能かどうかも含めてご相談ください。
まとめ:草刈りを「する」から「任せる」へ

クロノスは、草刈りという繰り返しの重労働を自動化するロボットです。人手不足・外注コスト・安全リスク——草刈りをめぐる課題を抱えている方にとって、導入を検討する価値のある選択肢です。平面・緩傾斜の敷地で最大約3,000㎡まで対応できます。
「自分の敷地に合うかどうか」「費用はどのくらいかかるか」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

